メニュー

慢性閉塞性肺疾患(COPD)

慢性閉塞性肺疾患(COPD)とは?

悪性腫瘍、血管性病変、肺炎は3大死因ですが、肺気腫による慢性閉塞性肺疾患(COPD)は、近年は増加傾向にあり、将来的に3大死因の一つになると考えられています。昨今の禁煙ブームの流れがあるものの、その原因の多くは喫煙と深く関わっており、タバコの煙の有害物質が原因と考えられます。喫煙以外に排気ガスや粉塵、PM2.5などを長期間吸い込むことで末梢気道の狭窄・肥厚や肺胞の破壊が進行し、COPDとなります。初期には症状が軽微であり、気付かずに生活されている患者さんが多く、実際に治療されている患者さんはCOPD患者さんの30人に1人程度と考えられています。検査としては、胸部レントゲン、胸部CT、血液酸素飽和度、呼吸機能検査で判定します。呼吸機能検査では、肺活量検査以外に最初の一秒間に肺の空気を吐き出せるかを測定(1秒量)します。この量が全部吐き出した量に対して70%以下であれば、閉塞性肺疾患と診断しますが、呼吸状態の重症度の目安として以下のものがあります。

Hugh-Jones分類

1度:同年齢の健常者と同様の労作ができ、歩行、階段昇降も健常者なみにできる
2度:同年齢の健常者と同様に歩行ができるが、坂、階段は健常者なみに歩行できない
3度:平地でも健常者なみに歩けないが、自分のペースでは1.6km歩ける
4度:休み休みでなければ50m以上歩けない
5度:会話、着替えにも息切れがする。息切れのため外出できない

また、COPDの患者さんは、気管支喘息や肺癌、気胸、心不全、骨格筋萎縮による廃用症候群を合併・併存するため、寝たきりとなる事があり、そのため全身管理が必要となります。

治療

進行性の疾患であり、治療としては進行を遅らせる目的や症状の緩和を目的とした治療となります。
気管支拡張薬
去痰薬
ステロイド薬(呼吸状態や気管支喘息合併の場合などに応じて)
酸素療法
感染予防(肺炎球菌ワクチンやインフルエンザワクチン)

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME